Makoblog’s blog

スピリチュアルカウンセラーMakoの所感を述べます

使命とは

お悩み相談を受けていると、

 

意外と多くの人が『やりたいことをやるべき』との

 

焦燥に駆られているんだなぁと感じます。

 

こたえはもちろんYesだし、

 

わたしはエネルギーに敏感なので、わかるのですが、

 

やりたくないことやっていると、心身ともに低空飛行になり、

 

幸せを感じにくくなったり、ポジティブを維持しずらくなったり、

 

疲労が抜けずに、どんどん蓄積されていったりします。

 

これは、たとえ人間関係がよかったり、周りから評価されていたとしてもです。

 

本意に反することをしているのは、川の流れに逆らっていくようなことなのかもしれません。

 

だから、答えは「Yes」しかないんですが。

 

でも、気を付けてほしいことがあります。

 

それは、ほとんどの人が、『やりたいこと』を見誤っていること。

 

『やりたいこと』が

リア充的なキラキラしたもの!

みんなが聞いて納得するようなもの!

これぞ天啓みたいなもの!

 

とおもいこんでいませんか?

 

 

違いますよーーーーーー!!!

 

 

違います!!!

 

 

(もちろん中にはそういう人もいますが、そういう人はもっと小さな声も拾っています。)

 

 

 

つまり、『やりたいこと』というのはささいな、ありふれたものであることが多いのです。

 

 

 

一度、お客様Sさんの潜在意識をリーディングさせて頂いたときに、

 

岩の露天風呂が見えたので、そのことをお伝えしました。

 

なるほどーと一度は納得してくださったのですが、

 

すぐに「目標をかなえるにはどうすればいいか?」

 

「状況の混乱を抑えるには何をすればいいか?」

 

と、さらなる情報を求めてきました。

 

「まずは、自分のやりたいことからはじめてください。」

 

とお伝えすると、

 

「わたしのやりたいことってなんですか?」

 

とSさん。

 

「(!?!?)露天風呂に入ることですよ?」

 

とお答えすると、Sさんはとてもがっかりなさっていました。

 

最終的にはセッションの帰りに行きつけの温泉に行くと言ってくださいましたが・・・

 

きっとこのSさんのように、たくさんの人が、自分の『やりたいこと』やよく聞く『使命』は壮大なものに違いないと信じているのだと思います。

 

 

はっきり、申し上げます。

 

 

そのようなことは、ございません。

 

 

ただし、そうなることはございます。

 

 

ちいさな『やりたいこと』や『使命』を行っていった結果として。

 

 

残念なことに、このちいさな『やりたいこと』を後回しにされている方がほとんどです。

 

 

お風呂にゆっくりつかること、好きなアーティスライブにいくこと、

友達に会うこと、焼き鳥をたべること。などなど。

 

 

このSさんが本当にセッションの帰りに岩風呂に入られたのなら、

その先に小さな道が開けたのだと思います。

もし、すぐに(当日でなくても、数週間のうちに)そうなさらなかったら、

開けたであろう道は閉ざされてしまっているでしょう。

いまは時間の流れがとても速いので。

半年後、1年後にそれをしたのでは、遅いのです。

 

 

ですから、みなさん。

すぐにあなたの『やりたいこと』をなさってください。

わからないというのは大きなことを期待してしまっているせいです。

もっと日常の些細な欲求に目を向けてくださいね。